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芝桜の育て方と地植えの仕方6つのポイントを紹介!

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芝桜の育て方を紹介しています。芝桜を庭に地植えしたレポートです。

私は2年前に引越しをして、玄関前に小さな庭(土のスペース)ができたのですが、雑草の処理が大変で大変で。雑草対策として、手間いらずできれいな芝桜をグランドカバーにすることにしました。

ガーデニング初心者の私。芝桜の育て方もわからないままに、メルカリで根出しの差し穂を購入して、庭に地植えしました……!

芝桜について

少し芝桜について説明します。芝桜は這うように茎を伸ばして広がります。花はじゅうたんのように地面を覆って咲きます。桜色や白、薄紫、ストライプなどなど、花の色の種類が多いです。落葉しない植物です。芝よりも踏まれることに弱いので、人が通らない場所に植えた方が良いです。

日当りと水はけを好みます。病気や虫害に強く育てやすいですが、多湿には弱いので梅雨の時期は注意が必要そうです。高温多湿で株が蒸れて枯れてしまいます。

種類によって成長の早い遅いがあります。また、葉の形や色、伸び方にも違いがあります。伸び方は平たく伸びるか、少し上に伸びながら広がるかの違いで、見た目に多少影響があるので気になる場合は種類を揃えた方が良いかと思います。葉の色は、季節によって赤っぽくなるものもあります。

地植えの仕方のポイント

基本的な地植えの仕方

1.植える時期

10月前後か、4~6月に植えると良いです。

2.植える場所

日当たりと、水はけの良い場所が適しています。

3.土作り

水はけが良くない場所の場合は、土にパーライトや軽石をすき混みます。腐葉土もあると良いです。

4.植え方

土をたっぷりと湿らせて、穴を掘って植えます。少し深めに植えると根付きやすいです。

 

水をたっぷりと撒いて湿らせます

植える場所に穴を掘ります

差し穂を少し深めに植えます

土を被せて、軽く押さえます

水をやって完了です

5.水やり

植え付けてから2~3週間は毎日水やりをします。その後は雨水だけでOKです。湿度に弱いので、与えすぎないように注意が必要です。

6.肥料

肥料は与えなくても大丈夫です。与える場合は2~3月に与えます。肥料は緩効性のものが良いです。液体肥料は肥料やけしてしまう可能性があるので、薄めて数回に分けて与えます。

 

私が実際にやった芝桜の地植え

2年前の9月下旬芝桜の差し穂(根出し)を購入しました。地植えしたい場所は、土が粘土質で水はけがとても悪かったので、土を少し入れ替えることにしました。土を掘り返し、ホームセンターで購入した野菜と花の土30リットルを2袋投入しました。2袋では全体には足りず、ひとまず植える部分だけ土を入れ替える形になりました。パーライトや軽石などを元の土にすき込んであげれば良かったことを、あとから知りました。元の土は、あと2つある小庭(土スペース)にそっとよけました(笑)。

掘っているとき、地中に埋めてあったパイプを傷つけそうになり焦りました。

ホースで水を撒いて土をしっかり湿らせてから、小さな穴を掘って差し穂を植えました。根付き苗と違って1本なので、かなり心もとない感じです。4種類セットで購入したので、ポツポツと間隔をあけて4本。。子供が雑草と間違えて抜き取るというハプニングもありました。

実は午前中しか太陽が当たらない場所なので、芝桜にとってあまり良い条件ではありません。水はけも、土は変えてみたけど60リットルくらいで良くなるのかわからなかったので、これでいいのかなあ、と思いながらも、お世話を開始しました。

水やり、雑草取り、秋から冬の変化

基本的な水やりの仕方:植えたあと2~3週間はたっぷりと水をやります。その後は、地植えの場合は雨水のみで育てます。

私は、ほぼ毎日水やりをしていました。根付いたのかどうか見えないので(笑)。今思うとそこまでしなくても良かったのかもしれません。最初のうちは水やりのたびに穂がふらふらとしていましたが、だんだんふらつかなくなりました。雨が降った時は、水やりをしませんでした。

雑草対策の芝桜ですが、広がるまでは周りの雑草は取らなくてはなりません。他の植物に押されてしまうこともあるようです。毎日水やりをするため、雑草が生えてくるとすぐ気づくので、小さいうちに抜いてしまえるのは良かったです。

芝桜が伸びるてくるのは春なので、見た目には何の変化もなく冬を越しました。伸びないけど枯れもしませんでした。

開花、積雪、成長

3月の中旬、何だか緑が増えた気がしました。一本だった穂が二本に増えています! 良かった、根付いていたんだ~! と感動しました。そう思っていたら、ひとつずつといった感じで花が咲きました! さすがにグランドカバーには程遠いサイズですが、増えることを願って水やりをしました。

咲いていくうちにちょっとした事件が。4種類セットの差し穂は、白、濃いピンク、薄いピンク、水色、の4色のはずでした。しかし、咲いてみると、白、濃いピンク、薄いピンク、薄いピンク?! 水色がありませんでした。なんだか悔しくて、水色の根付き苗を別で購入して隙間に植えました。

それから、4月に入ったというのに、異常気象の積雪が! 植えたばかりの苗にだけ、ちょうど家にあったカップ焼きそばの容器をかぶせました。すでに雪に当たっていましたが。。雪が止んだ後、積もった雪をほじりだしたりしました。が、あまり意味なかったかも。葉にくっついて全然取れないんです。雪が溶けたあと、結構土を被っていたので、少し心配しましたが、土を落とそう引っ張ると根がちぎれそうで見守ることにしました。

雪の影響もなく、小さな芝桜は花を咲かせながらじわじわと緑を伸ばしていきました。後から植えた苗もしっかり咲いてくれました。

梅雨に入ったころから水やりをしないようにしました。花も咲き、茎も伸びているので何となく大丈夫だと。

梅雨から茎がどんどん増えてきました! クリスマスツリー(日本の小型のもの)の枝みたいな、モサモサのモールみたいな枝が地面を這って伸びていきます。少しずつ芝桜っぽくなってきました。

実際にやった肥料

基本的な肥料のやり方:2~3月にやります。緩効性のものが良いです。液体肥料の場合は薄めて、数回に分けてあげます。

花も終わって伸びてきたので、何となく肥料をやった方がいいかなーと思い、5月の終わり頃に白い粒々の化成肥料を撒いてみました。量は多過ぎないように、片手に乗るくらいを撒きました。基本的な肥料の時期と違っていましたが、枯れることはありませんでした。効果があったのかも分かりませんが。

水はけの悪さと水やりをどうしたか

豪雨になると、この庭はやはり水たまりになってしまいます。土を改良したり、勾配を付けたりすると改善するようです。降っている時は水面下に沈んでしまうこともありましたが、伸びているし、根を傷つけるのも嫌だし、土をいじるのはやめて見守ることにしました。

水のたまり具合は雨の量によりますが、酷くても一日あればはけていきます。見守りでも大丈夫だったようで、その後も元気に伸びていきました。

水はけはあまり良くないですが、夏のあまりにも暑い日は夕方に水やりをしました。

枯れている場合の様子と対策

強風だったある日、ビックリすることが起きました。風に吹かれた濃いピンクは、パカッとめくれてしまいました。たった一本の茎で地面と繋がっていたのです。増えた部分は全く横根が出ていなくて、パカパカしていました。

濃いピンクと水色は、白と薄いピンクと葉っぱの形や色が少し違います。種類はよく分からないのですが、成長具合は遅めでこんもりと上に少し伸びるタイプでした。

そして濃いピンクは、いつの間にか茎の一部がすっかり枯れてしまいました。枯れた部分は、全体的がカサカサになって冬場の芝生のような白っぽい黄色に変色していました。枯れた部分はカットして、まだ緑の茎が風でパカパカしないように、土を気持ち程度乗せておくことにしました。

何ヵ月かして様子を見ると……パカパカしないかも! 横根が出て地面にくっついてくれたようです。

どうやら、土や砂を上からかけておくと、新芽が伸びるらしいです。何年も育てていると、最初のところがはげてくるらしいのですが、そのはげたところに土を被せると新芽が出るそうです。

ちなみに、枯れたと慌てた私は元気な部分で差し穂をして増やそうと思い立ちました。一本切り取って、少し空けた隣に植えてみました。が、二、三日で萎れて、気づけば姿が消えていました。

枯れている時の様子:全体的に、冬場の芝生のような薄い黄色になっていて緑の部分がない。

対策:土から浮いている部分や、枯れ始めた所に砂や土を被せる。

狂い咲きとは。葉が猫避けにもなる?

かなり芝桜らしく地面に広がってくれて、心配も少なくなってきた秋頃、花がポツポツと咲きました。なぜだ。特に何もせず放っておきましたが。狂い咲きというそうで、異常気象などの影響で間違えて咲いてしまうようです。

芝桜の葉っぱはとても鋭くて、風船が乗るとわれてしまうほどです。それが野良猫避けにもってこいだったようで、たまーに現れる野良猫のフンを見ることがなくなりました。ペットを飼っている場合は、間違って入ってしまわないようにした方が良いかと思います。

濃いピンクは時々茎が枯れたりしましたが、何度か降った雪や、子供がボールやスケボーを飛ばしてしまう事にも負けず、じっと冬を越しました。

2回目の開花、花のお世話、春の成長

咲いた~! 芝桜が、芝桜らしく咲いてくれました。もっと満開になったのですが、良い写真がありませんでした。白い花の株が最初に咲いたのですが、どういうわけか薄ピンクの花が咲きました。数個咲いただけで、残りはすべて白でした。突然変異なのかな。

濃いピンクの差し穂を試した場所から新しい芽が出ていました。根っこだけ生きていたのかなあと思います。すごい生命力です。

咲き終わった花(花がら)を摘むと、新しい花がどんどん咲くそうです。花は次々に咲き、花がら摘みが意外と大変で、途中から放置していました。

現在5月下旬ですが、もう花は終わり緑になっています。花の時より茎が伸びたので、コンクリートの縁まで伸びてきているところもあります。

今年は刈り込みに初挑戦する予定です。刈る時期は、花が終わり梅雨に入る前がベスト。茎が混んでくると株元が蒸れて枯れてしまうそうです。それを避けるためと、見た目がぼさぼさなので整えるためにやろうと思います。刈り取った茎は差し穂にできるので、プランターなどで試してみるのも楽しそうです。

まとめ

芝桜の育て方<基本>

地植えに適した場所:水はけと日当りの良い場所。

地植えの時期:10月前後、もしくは4~6月。

地植えの仕方:土を水でたっぷりと湿らせてから、穴を掘り、少し深めに植える。

水やり:植えてから2~3週間はたっぷりと。その後は雨水だけでOK。

肥料:2~3月にやる。緩効性のものが良い。液体肥料は薄めて数回に分ける。

<私流>

地植えした場所:半日しか日が当たらない、水はけもいまひとつな場所。

地植えした時期:9月下旬。

水やり:最初の年は、花が終わるまでほぼ毎日。その後は基本雨水のみで、夏場は夕方にあげたりしている。

肥料:花が終わった頃に、固形の肥料を片手いっぱい撒く。(効果は不明だったが、枯れはしなかった)

その他:花が咲いてみたら、色が一株違っていた。

一部枯れて、かさかさになり白っぽい黄色に変色したので、カットした。

茎が地面に根を出していなかったので、上から土をかけたら根付いた。

芝桜の育て方、かなり自己流ですが、地植えでここまで大きくなりました。条件があまりよくない場所に植えましたが、それなりに育ち、花も咲きました。初心者でも簡単に育てられる丈夫な植物だと思います。今度は刈り込みのレポートもできたらいいなと思っています。

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